映画:タクシー運転手
映画「タクシー運転手 約束は海を越えて」見てきました。
原題は「택시운전사」
そのままでしたね。副題ついてますけど。
恥ずかしながら、この映画が韓国で話題になった時に
「光州事件」のことは知りました。
その後、購読している「韓国語学習ジャーナルhana」で特集されていて読んだ程度。
特集を読んでいて、また付属のCDでイム・チュヒさんが涙声で語るのを聞いて、悲惨な事件だったんだなと思っていました。
以下、映画の内容あり。
映画が始まって、冒頭。
主役のソン・ガンホさんがタクシーを運転しながら歌っているシーンで、もう胸に来るものが・・・。
これから起こるだろう、悲惨な事件を想ってか何かはわからないけれど。
そんな何気ないシーンでも観客の心をつかむ演技ができるソン・ガンホさんは本当にすごいなと。
後半は涙腺崩壊しっぱなしだったんだけど、特にグッと来たのは
車の故障で帰れないとわかった時のソン・ガンホさんの表情・・・
「うん、そうだよね。家にいる娘さん心配だよね」
ダー(T_T)(T_T)(T_T)(T_T) でした(笑)
やっぱり父娘関係のエピソードには弱いですな。
光州のタクシー運転手さんの家で学生と、ドイツ人記者とみんなで食事するシーン。
楽しそうにしていればいるほど、辛くなってくる。
そして、ユヘジンさん(光州のタクシードライバー役)とリュジュンヨルさん(学生訳)が、似てるな~と思っていたら、そういうシーンがありました(笑)
そして、映像で見る光州事件は、思っていたよりもずっと、はるかに悲惨な出来事でした。
1980年って、そんなに昔じゃないじゃないですか。
私、生まれてますよ。
日本でのほほんと鼻をたらしていた時に(実際はたらしてないです。たぶん)韓国ではこんな事が起こっていたなんて・・・。
密偵を見た時もそうだけど、もっと歴史を勉強せなあかんなと思いました。
エンタメばっかりじゃなくね。
本はやっぱり読むのが大変だから、映像でなにかスパっとわかるものないかな~。
3分でわかる!とかね。(←この時点でダメダメ)
他にも歴史的なものを扱った映画を探してみよう~。
hanaでも紹介されていたから、まずはそこから。
ラスト、行動を共にしたドイツ人記者は、タクシードライバーに会いたがっていました。
でも会わなかったみたい。なんでかな?
すぐには無理でも、ラストの二人とも年を撮った時に会えたらよかったなぁ。
タクシーに乗ってきたお客さんが、もしかしたら・・・と思ったけど違った。
実話をもとにしているから、そんな劇的なこと起こらないか・・。
※友達に聞いた話。
映画中に出てくる金浦空港。
私はのん気に「金浦空港だ~♪」と見てましたが、表示が「KIMPO」になっていました。(それは気づいたけれど)今は「GIMPO」表記でしたね~。そういえば。
言われるまで気づかなかった(^^;)